わが国の現状は、世界経済フォーラムのデータが公表するSDGsの一つである重要な女性の社会進出度GGI(Gender Gap Index)が156ヵ国中、120位である。先進国では圧倒的な最下位で、中国や韓国、ASEAN諸国よりも低い。
こうした文言を何度も耳にするが、本丸の政治の世界がそうである。誰もが自分が、自分がという自己主義、手前主義なのだ。集団主義とは極端な嫉妬主義なのだ。
他人の失敗を腹の底で大喜びする・・そう思いたくないが、これが日本人なのだ。
男が余っているのに、女性など採用できるか! これが現実の日本の姿だ。
経済力は下降の一途、ミソジニ―は変わりようがない。ダメなのだ。
タテの出世を追う日本の男と違って、ヨコの出世を本能的に有する女性でないと
農業はできない。日本の男は国際関係にまで上下関係で捉えるサガを有するのだ。
海外のメディアからは、日本の女性が1日80人も自殺している、と聞こえてくる。
(なお、この数は変死者の数は除外されているため、少ない)。
これが、日本の現実なのである。
しかし、日本のメディアは騒がない。騒いでも解決策がないからである。
要は、無視ないし無関心となる。ウクライナの死者の数の方が視聴率が高いなのだ。
国内だけで競争している各TV局は10年後には確実消えているだろうが・・、
そもそも日本語での放送がなくなるかもしれない、多分に、中国語?
然して、当NPO法人は次世代を、“女性にしか期待できない”という標語を掲げる所以である。
一方、日本女性の人気度は常に世界3位以内である、”Japanese Ladies、Be Ambitious !“ こそが、当NPO法人からのシュプレヒコールである。
即ち、国内での雌伏から海外への雌翔力である。
男は彼女たちの補佐役を十分に果たせればいい。
日本の男は、社会人でなく、会社人であり、自立できないまま生涯を終える。
学歴という能力でなく”脳”力なのだ。
Think → Feel の時代である。Don't think, Do feel ! ということだ。女性のリーダーは意志が強い。
換言すれば、日本のドン底からの再活生は世界ブランドの日本女性の感性力とダイバーシティに負託する。
「男の屁理屈(左脳)」から、「女性の感性力(右脳)」の新しい時代へ舵を切ることである。
日本農業はこれまでの男目線ではなく、女性目線が活性化へと導くのである。
小連れ出勤は, mustなのであり、育児は"育自"なのだ。
ウーマノミックスの時代に於いて、ミソジニ―が日本をここまで劣化させてしまったのである。
1985年、農水省キャリアの道を捨て、農業と牛に魅せられ岩手県東和町役場の職員として移り住んだ役重真喜子(1985年、東京大学法学部卒)さんタイプの女性もいる。
そこで、当NPO法人は女性役員のクオータ制を設けた。
フィンランドやノルエーは女性議員が4割を超えるが、これを6割にまで上げる。
スタートアップの初年度は役付理事のみを女性としたが、理事の任期は1年間だけとしたので翌年度は平理事にも女性たちが並ぶことになる。
“100%オーガニック化”の標語は、2018年、キルギスが掲げた今後10年間の目標である。
総務省の人口推計(2021年10月1日時点)によると、北海道内の人口は1年前に比べ0.8%減の518万3000人という。人口減は24年連続である。過去5年間で約15万人減少している。
反面、農地買収はもとより、技能実習生を含めた中国人の移入が年々激しくなっているのだ。中国人による租界化(土地所有権者)だ。恐ろしいことなのだが、誰もが無関心である。
「北海道+キルギス」を農業セクターでの協働と相互理解の持続可能な関係構築が焦眉の急である。
キルギスから農業関連事業の志望の若者たちを一時的な短期研修ではなく、「中央アジア+日本」の先行モデルとして北海道のリソースとの人的信頼関係を確立したい。
北海道は戦後数十年で本邦を代表する農業生産地になった実績がある。
かつて農水省がグローバル・フードバリューチェーン戦略を発表し、農業者から消費者までに裨益する体制を築くことを目指した。これには当NPO法人による先進技術移転やビジネス展開が不可欠である。
ソ連崩壊後、2010年、キルギスのローザ・オトゥンバエワ元大統領が旧CISでは初の女性大統領となっている。モスクワ大学卒業後、インターンでドイツへ渡る。帰国後、キルギス国立大学教師やキルギス共産党勤務を経て、1989年1月からソ連外務省に勤務。1991年よりマレーシア・ブルネイの臨時大使を務める。
海外の交友関係が広く、JICA理事長を務めた故緒方貞子とも親しかった。英語、ロシア語のほか、ドイツ語、フランス語もたしなむ。
現在も国際的に活動中である。なお、2022年9月に中央アジア・キルギスのローザ・オトゥンバエワ元大統領(72)が、国連アフガニスタン支援団(UNAMA)トップの事務総長特別代表となることが決まった。
上部の写真は、米国のヒラリー・クリントン国務長官と(2011年3月8日)との会合である。
因みに、ゲーテは”ファウスト”の中で、「永遠に女性的なるものがわれらを高みへと引き上げ、昇らせてゆく」と謳っている・・。